韓国から栄養士がソフト食の研修に来られました。
当院は、食べるということが入院生活の最大の楽しみであり、活力の源であると考えています。食事を楽しむことが何よりの治療になると考え、できる限り自分の口から食べていただけるようにリハビリも積極的に行っています。ムース食やきざみ食では本来の料理を味わうことができませんので、歯がなくても噛むことのできるソフト食を取り入れています。高齢者ソフト食で御高名な黒田留美子先生から御指導いただきました。見た目は普通食でも口に入れるととけるように噛めて飲み込める。それがソフト食です。御老人の食欲は元気のバロメーターです。弱った患者様でも食べたいと思っていただけるように工夫を重ねております。