2014年
今回は新施設(ケアハウス笠松の郷)の見学もあり、韓国の喜緑療養病院と韓国慢性期医療協会の54名もの方々が日本の先進的な施設の見学の為に来られました。
高齢化社会を支える為に、地域の人を地域で看る「地域包括ケア」という医療介護システムが考えられ実行されつつあります。有吉病院は、この地域で中心となって地域包括ケアを行っており、ケアハウスの完成によって、軽症急性期から慢性期まで介護度に応じて地域で看ることができるシステムが整いました。
この高齢化社会への対応策は、韓国の方々も注目されており、見学中には様々な意見を交わす中で、韓国の方々の熱意が伝わってまいりました。
新年あけましておめでとうございます。
穏やかな良い初春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
昨年、社会福祉法人で「介護付きケアハウス笠松の郷」を新設致しました。
これで有吉病院グループとして、医療病床56床、介護病床90床、グループホーム18床、介護付きケアハウス50床、ショートステイ10床、軽費老人ホーム32床と、在宅支援事業では居宅介護支援事業者、通所介護、訪問看護が揃い、ご利用者様のニーズに応じたサービスの提供ができるようになりました。
本年も病院理念である
『私たちは、高齢者の方々が、安心して過ごしていただけるように、皆様方の立場に立って心の通った医療とケアの提供を目指します』
を念頭に職員一同、努めてまいります。
本年が皆様にとって、幸多い年でありますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。