お知らせ

 親交のある熊谷賴佳先生より著書を頂きました。
 認知症について、一般の方々にわかるように説明されており、特に認知症の予防、進行を防ぐ方法に関しては、実にためになります。
私達も若年性認知症の専門のデイサービスを運営しておりますし、地域の方が元気で暮らし続けられるように、サロン事業で健康教室も行っております。認知症予防に、熊谷式のトレーニングを早速取り入れてみたいと考えております。
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 日本美術家連盟より20点もの絵画を寄贈していただきました。すばらしい絵ばかりでしたので、ミニ美術展のように飾らせていただき、そして入院患者さまや外来患者さまの癒しになればと思います。寄贈してくださった画家の皆様、誠にありがとうございました。
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 今年も笠松小学校の生徒さんからお花のプレゼントをいただきました。ありがとうございます。
 外来玄関前に飾らせていただいております。綺麗なお花が来院者の心を和ませてくれているようです。大切に育てていきたいと思います。
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 当院は、噛む力が弱っても食べられる黒田式ソフト食を取り入れております。食事は入院生活で最大の楽しみと考えて、季節感のある行事食にも力を入れております。 雛祭りもかわいい雛人形のおかずとちらし寿司でした。
行事食

11月20、21日に熊本で慢性期医療学会がありました。
会場が隣の県でもあり、当院からは毎年の委員会活動の成果として5題の演題を発表させていただきました。日ごろ取り組んでいるケアへの改善と工夫を伝え合ういい機会になっております。
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抑制廃止シンポジウム
1998年に全国に先駆けて当院を含む福岡県内の10病院が抑制廃止福岡宣言を行いました。その宣言は下の通りです。

抑制廃止 福岡宣言(1998.10.30)
『 老人に、自由と誇りと安らぎを 』
① 縛る、抑制をやめる事を決意し、実行する
② 抑制とは何かを考える
③ 継続するために、院内を公開する
④ 抑制を限りなくゼロに近づける
⑤ 抑制廃止運動を、全国に広げていく     

今回全国シンポジウムが福岡市で開かれ、当院の院長とケア部長が講演をしました。当時の理念を振り返って、後戻りすることなく、ケアの質を高め、後進の指導に当たることが重要です。当院は今後とも積極的に抑制廃止活動を続けていきたいと考えております。

敬老の日のお祝いイベントで、ボランティアの方々による銭太鼓がデイサービス内で行われました。炭坑節など懐かしいメロディーと素敵な演技に、利用者の方々も楽しんでいただけたようです。皆様にいつまでもお元気で過ごしていただけるようお祈りしております。
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院内でそうめん流しをおこないました。今回は普段半固形食を食べられている嚥下機能障害のある方も参加できるように、そうめんに工夫をおこなったところ、参加された患者さまからは美味しく食べる事ができたと大好評でした。長期に入院されている患者さまが季節を感じていただけるように、今後も取り組んでいきたいと考えております。
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高橋流津軽三味線の高橋浩舟先生ほか浩舟会の皆様が演奏会をしてくださいました。素晴らしい演奏会に、参加された患者さまは大変喜んでくださいました。
今回も好評のイベントとなりましたが、療養病棟は病院であるため、介護施設と比べてレクレーションなどの機会が少なく、長期療養をされている入院患者さまへの暮らしのサポートという観点からは、まだ充実しているとはいえません。今後も併設の介護施設やデイケアと協力して、このようなレクレーションを増やしていきたいと考えております。
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東亜日報の取材で、当院の姉妹病院であるイソン療養病院のスタッフと安全管理についての座談会を行いました。
日本でも韓国でも医療機関や介護施設の火災で患者さまが亡くなる事故が続いていたこともあり、特に防災対策についての話題が主なものとなりました。お互いの国や病院の火災に対する備えや制度について意見交換をし、火災訓練のデモンストレーションも行いました。深夜を想定しての火災訓練でしたが、停電時の対応や夜勤スタッフの配置など細かな質問が多く、お互いに勉強になりました。
kondankai