お知らせ

院内で外部講師を招いて、日本の医療介護制度についての勉強会を行いました。わが国では必要な医療を誰もが受けることができ、安心して老後を過ごせるためにはどのような制度改革が必要かという議論がなされています。少子高齢化社会への対応は当地域でも当病院でも重要な問題です。今後は社会保障制度が大きく変わることが予想されますので、医療、介護に携わる者として勉強していかなければと、全職員が熱心に講義を聴いておりました。この問題は高齢者の方々が安心して暮らせるように、職員が一丸となって取り組むべき課題だと考えております。
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笠松の郷の玄関スペースを利用して、地元の石原祥窯の作品展示をしております。
伊勢神宮にも奉納されたことのある窯元の作品群は、形も色もとても美しいものばかりです。ご興味のある方は、是非窯元様のギャラリーにもお立ち寄りください。当院から車で3分程の場所で、展示即売もされております。
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埼玉県の富家病院のご厚意で病院訪問をさせていただきました。理事長の富家隆樹先生は昨年の慢性期医療学会の大会長をされた方で、医療関係団体の役員も多数兼務されており、医療界のリーダーの一人です。
”されたい医療、されたい看護、されたい介護” を病院の理念に掲げて、医療界の手本となるような病院の運営をされています。第3回介護甲子園では最優秀賞に輝かれ、完全な抑制廃止も達成されています。先進的な医療機械も取り入れられて、職員教育に力を入れておられました。頑張っている施設からは私たちも学ぶことが多く、良い刺激になります。良いところは積極的に見習って、今後の病院の改善に取り組んでいきたいと思います。
冨家病院

外来の受付窓口を改装しました。今までは受付カウンターに仕切りがあり、圧迫感や会話が通りにくい等で患者様にはご不便をおかけしていました。仕切りを撤去することで、ストレスのない会話ができるようになりました。また、木枠を設えることで雰囲気も暖かみのあるものになりました。皆さまに少しでも気持ちよくご利用していただけるようになれば幸いに思います。
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長尾和宏先生より著書を頂きました。
長尾先生は人が最後を迎えるにあたって、現在の医療界・介護界の問題を分かりやすく説明されていて、今や全国を講演で飛び回っている方です。大変考えさせられた本でしたが、巻末に『こんな介護施設に気をつけようチェックリスト』がついていました。
当院は社会福祉法人と医療法人が一体となって地域の方々に医療と介護を提供しております。昨年、介護付きのケアハウスが新たにオープンしました。その施設をチェックリストに当てはめてみると、自己評価ですが当てはまる項目はないようでした。
笑顔の絶えない施設、寝たきりを作らない施設を心がけて運営していきたいと考えております。
ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

当院では皆様に心地よい生活をしていただくために職員研修に積極的に取り組んでいます。昨年度は接遇の改善を最重要課題と位置付け、講師として看護・介護などの専門職の接遇指導でご高名なミッションウィルの田中恵子先生をお招きして全5回にわたり定期的な研修を行いました。職員もこの研修で接遇の大切さを理解できたようです。看護・介護のプロとして、恥ずかしくないような態度で皆さまの生活のサポートに努めていきたいと思います。
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今月より、パンの販売が月・水・金曜日の週3回に増えました。
今までは水・金曜日に「宗像学園/パン工房ハイジ」さんが販売しておられましたが、月曜日も「若宮園/手作りパン工房雅」さんによるパンの販売が行われます。
両者とも地域での障害者の生産活動促進と、自立した社会生活に向けて取り組んでおられますので、当院も微力ながらご協力させていただければと思います。
喫茶室前での販売となりますので、ご来院の際にはぜひお立ち寄りください。

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今回は新施設(ケアハウス笠松の郷)の見学もあり、韓国の喜緑療養病院と韓国慢性期医療協会の54名もの方々が日本の先進的な施設の見学の為に来られました。
高齢化社会を支える為に、地域の人を地域で看る「地域包括ケア」という医療介護システムが考えられ実行されつつあります。有吉病院は、この地域で中心となって地域包括ケアを行っており、ケアハウスの完成によって、軽症急性期から慢性期まで介護度に応じて地域で看ることができるシステムが整いました。
この高齢化社会への対応策は、韓国の方々も注目されており、見学中には様々な意見を交わす中で、韓国の方々の熱意が伝わってまいりました。

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新年あけましておめでとうございます。
穏やかな良い初春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
昨年、社会福祉法人で「介護付きケアハウス笠松の郷」を新設致しました。
これで有吉病院グループとして、医療病床56床、介護病床90床、グループホーム18床、介護付きケアハウス50床、ショートステイ10床、軽費老人ホーム32床と、在宅支援事業では居宅介護支援事業者、通所介護、訪問看護が揃い、ご利用者様のニーズに応じたサービスの提供ができるようになりました。
本年も病院理念である
『私たちは、高齢者の方々が、安心して過ごしていただけるように、皆様方の立場に立って心の通った医療とケアの提供を目指します』
を念頭に職員一同、努めてまいります。
本年が皆様にとって、幸多い年でありますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 韓国の釜山大学より、医療経営に携わる方々が当院の見学に来られました。釜山大学からは、当院の理念、個室ユニットケア等にも共感していただき、何度も足を運んでいただいております。特に韓国は介護保険制度の整備中のため、日本の介護保険制度・施設から学ぶことが多いようで、当院も協力をさせていただいております。
 また、今回は釜山大学の学長のイ・ウォンソク先生も見えられ、これまでの当院との交流に感謝され、記念品としてクリスタル盾をいただきました。これからも切磋琢磨し、最適な医療・サービスを提供していきたいと考えております。
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