先日よりご案内しておりましたインフルエンザの予防接種についてですが、
一時受付を中止させていただきます。今年は希望者が多く、全ての方のご希望に
お応えできていない状況で大変申し訳ございません。
ワクチンの入荷も未定となっておりますが、再開時にはお知らせいたします。
お知らせ
新型コロナ感染症との同時流行は、診断や治療の困難さから避けたいところです。政府も同時流行を回避できるように重症化の可能性のある65歳以上の方への予防接種を推奨しており、今年は無料で受けることができます。今年は接種希望者が多く、品切れになる可能性があります。早めの接種をお勧めいたします。
体調はいかがでしょうか?さぞかしご心配の事と思います。本日は新型コロナウイルス感染症についてご説明いたします。
新型コロナは特有の症状はなく、医者でも普通の風邪と見分けがつかず、8割の方が軽症であり、若い方では5割ほどが無症状と言われております。過度に心配する必要はないのですが、無症状でも他人に伝染してしまう危険があります。
自分がコロナかもしれないと思っても、今はどんな検査をしても大丈夫とは言えません。一番正確なPCR検査でさえ感染者の3割ぐらいが陰性になってしまうと言われております。新型コロナと共に生活していかなければいけない現在では、人に伝染してコロナウイルスを広げないようにするための行動が大切です。
以下の留意点をご理解ください。
1. 新型コロナウイルスは症状が出る2日前から感染力があり、発症後10日程度は人に伝染してしまう。
2. 感冒様症状があれば、積極的に検査を受けた方がよく、検査が陰性でも新型コロナ感染かもしれないと思って10日間の自主隔離が必要。
3. 急に重症化することがあり、息切れや動作時の呼吸困難が重要なサインである。特に発症から7日目頃に悪化することが多い。高齢者と持病のある方は特に注意が必要。
4. 同居者がいれば、常に2m以上の間をあける様に心掛け、室内でもマスクをして、手洗いや換気をこまめにする。トイレの便座は閉じて流し、お風呂は最後に入る。食事は別に摂るなどの対策が必要。
5. 新型コロナ検査で陽性であれば保健所の指示に従い、治療を行う事が必要である。
6. 医師が必要と認めた新型コロナの抗原検査とPCR検査は自己負担なしでできる。症状がない方は自費診療になる。
新型コロナウイルスの院内感染防止のために、当院では病棟にて以下の対策をしております。
・面会は原則禁止とし、緊急時等の最小限に限らせていただいております。
・医療病棟と介護医療院での職員を分けて、職員同士の交流や会合も
自粛しております。
・当院はもともとユニットケアというグループ単位でのケアを行っており、
病室も個室と間仕切りのある二人部屋ですので、院内感染が起きにくい
ようになっております。
・入院時には肺炎の有無を確認し、病院負担で独自に新型コロナの検査を
行っております。
新型コロナウイルス感染症は、特にご高齢者には恐ろしい病気です。いかに持ち込まないか、気が付かないうちに広がるのをどう防ぐかが大切です。院内感染が起きない様に対策をいたしております。家族様には大変ご不便ご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスの院内感染防止のために、当院では外来にて以下の対策をしております。
・玄関での手のアルコール消毒と検温、マスク装着のお願い。
・赤外線検温装置の導入。
・玄関口での簡易問診と、発熱者や感染症が疑われる患者様の
個別待合室へのご案内や自家用車での待機。
・待合室でのソーシャルディスタンスのお願い。
・新聞や雑誌の撤去。
・個人番号ファイルの利用中止とお名前での呼び出し。(接触感染防止のため)
・定期的な消毒。(アルコールや次亜塩素酸水、紫外線殺菌装置)
・職員の手袋、マスクやフェイスガードなどの感染防護具の装着。
新型コロナウイルスは完全な予防の難しいウイルスですが、皆様の不安が少しでも軽減できますように、できうる限りの対策をしていきたいと考えております。