お知らせ

診療日変更のお知らせ

介護医療院とは、介護必要度が高く、医療の必要性も高い方の暮らしを支えることを目的とした新たな施設です。24時間の医療、看護と介護が付いており、終の棲家として安心して暮らすことができます。今までの介護療養病棟の時と制度上は変更がなく、人員配置やご利用者様の負担はほぼ変わりません。当院は日本で2つしかない全室個室のユニットケアを行う病院として、病院と言えど長期療養には住まいの機能が必要であり、患者様の暮らしを医療と介護が支えることが大切だと考えておりました。その理念が介護医療院の理念となりました。今後も皆様に満足していただける医療とケアを提供できるように努力していきたいと考えております。介護医療院についてのご質問は何なりとスタッフにお聞きください。
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12月7日に福岡慢性期医療協会主催の”インドネシア介護人材セミナー”がありました。
 当院の副院長の田中がコーディネーター兼座長を務めました。わが国は少子高齢化が進み、今後介護人材が不足するのは明らかです。送り出し国と日本がWin-Winの関係になれる様に受け入れ側も準備をしないといけません。インドネシアの方は温和で優しい国民性なので、介護に向いているとのことです。日本に来る方も、インドネシアには介護師という資格はないので看護師の方が来られます。言葉の壁はあるけれども、心には壁はないと思います。良い関係が築けたら良いと思います。
 12月9日には当院にも見学に来られて、職場環境が良いことに感心され、是非インドネシアの候補生をこのような施設で働かせたいとおっしゃられておりました。
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12月4日に韓国慢性期医療協会が病院見学に来られました。
”患者中心の慢性期医療現場の見学による医療の質の向上”のために当院へ見学に来られました。
今年、韓国慢性期医療協会の金徳鎮先生は日本での国民栄誉賞に当たる大変名誉な賞を受賞されました。このような機会を大切にし、お互いの良いところを見習いつつ質の向上につなげていきたいと考えております。
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拝啓 爽秋の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素より病院運営に関しましては、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。また、現在、行っております増築工事もいよいよ中盤を迎え、12月には完成の予定です。工事期間中、病院ご利用の皆様をはじめ近隣の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますこと深くお詫び申し上げます。
さて、当院では、介護療養型医療施設廃止(令和6年3月末)を受けて令和2年2月に介護医療院転換を予定しております。つきましては、「介護医療院」への転換についての説明会を下記の要領で開催いたします。お忙しい中、大変恐縮ではございますが、ご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

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日 時:令和元年10月25日(金)
<昼の部> 14:00 ~
<夜の部> 18:00 ~

場 所:有吉病院 大食堂

* 当日は、30分程度の説明および質疑応答を予定しております。

以上

介護医療院開設準備室
担当:竜口、福本
TEL:0949-34-6077

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 田中副院長が、福岡慢性期医療学術講演会において『 地域包括ケアにおける介護医療院の役割 』というテーマで講演を行いました。
 当院は国内で2件しかない個室ユニット型の介護療養病床を運営しており、昨年制度化された介護医療院のモデルになっております。暮らしを支える医療、尊厳ある暮らしの保証、その人らしい生活の継続を大切にしたケアをモットーにしております。
 副院長は日本介護医療院協会の副会長をしており、この理念の普及活動を行っております。
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上海で行われたアジア慢性期医療学会に参加しました。
上海は東京と見間違うような大都会で、街もきれいでした。高齢化社会はアジア全体の問題であり、良い意見交換の場となりました。
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九州プロレスのプロレスラーによる訪問イベントが行われました。
プロレスは戦後の日本復興に一役かった大衆娯楽ということもあり、当院の入院患者さまや施設の利用者さまも、プロレスラーと触れ合える時間を楽しんでおられました。
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元F1レーサーである山本さんは、現在お父様の後継者として、さわらび会の病院と介護施設の運営をされていらっしゃいます。そのお父様である山本孝之先生の『 幸せに死ぬ義務がある 』という著書をいただきました。
山本孝之先生は1962年より愛知県豊橋市で脳卒中や認知症などの病気を専門に診療されてこられた方です。
”この世に命を与えられてから命が消える瞬間まで、精一杯、自分らしく、人間らしく生きる-”
そのお手伝いをされてこられた思いの詰まった本でした。皆様に是非お勧めしたいと思います。
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 10月11-12日に鹿児島で行われた日本慢性期医療学会に参加しました。シンポジウム4の多死社会を支える意思決定支援~現状と課題~では、田中副院長が座長を務めました。
 日本だけでなく世界でも意思決定プロセスが重要視されております。そのことをアドバンス・ケア・プランニング (ACP) といい、この言葉をよく耳にするようになりました。
 厚生労働省も意思決定のプロセスのガイドラインを作成しており、入院患者さんにおける意思決定支援が必要とされる様になりました。
 当院も常に患者様とご家族との対話を通じて信頼関係を築き、より良いケアにつながるように努力してまいりたいと思います。

【アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning :ACP)とは】
 患者さん本人と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、現在の病気だけでなく意思決定能力が低下する場合に備えて、あらかじめ終末期を含めた今後の医療や介護について話し合うことや、意思決定が出来なくなったときに備えて、本人に代わって意思決定をする人を決めておくプロセスを意味しています。
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